今日は松/山/由/佳さんの「おいし/いコー/ヒーのいれ方」シリーズの1・2巻を買っちゃいましたv
ずっと読みたかったんだけど、高校時代の図書室にはおいてなかったし、実家には何故か2巻と4巻と中途半端にしかなかったしで「うぎぃぃぃ」ってなってたのは懐かしい思い出です。(笑)
見つけられて本当にうれしいv
たまたま本屋さんで見つけて、想い出補正をかけながら読んでみるとこれが予想通りおもしろいこと面白いこと。
気が付けばレジ袋片手にお店を出ていましたwww
多分手持ちがもっとあったら5、6巻ぐらいまとめて買っていたと思うよ。(苦笑)
有名な小説なのでご存知の方も多いとは思いますが、ざっとあらすじを説明しますとこんな感じ。
『高校3年になる春、父の転勤のため、従妹姉弟と同居するはめになった勝利。(かつとし)
そんな彼を驚かせたのは、久しぶりに会う5歳年上のかれんの美しい変貌ぶりだった。
しかも彼女は、彼の高校の新任美術教師。
同じ屋根の下で暮らすうち、勝利はかれんの秘密を知り、いつしか一人の女性として意識し始める。
ピュアで真摯な恋の行方は……。』
(※背表紙のあらすじより抜粋。)初めに目を通した時の第一印象は「うわ、時代を感じるなぁ。(笑)」
それもそのはず、第一巻の初版は1994年6月。今から15年以上前の小説なのですから、時代を感じるのは当然ですよね。
(今気づいたけど、FF6が発売された年と同じだーw)
一人称視点からの自己紹介、すごく素直な美の描写、明かされる秘密・急展開、などなど。
今じゃ『お約束』として広まっているそれらも、当時だと新しかったんだろうなぁ。時代って変わるもんだなぁ、と初めのうちはしみじみと思いながら読み進みていきました。(笑)
で、ですね。勝利がかれんに恋をしていることを自覚してからが本書の本領発揮。
紹介にもある通り、二人の関係の甘酸っぱいこと甘酸っぱいこと!w
ここまでピュアでプラトニックな恋愛小説を読んだのは久々で、立ち読みしながら何度もニマニマしていた不審者とは私のことですとも。←
ネタバレになってしまうのですが、ご察しの通り勝利とかれんは無事に恋人同士になることができます。
しかし二人の純情であまじょっぱい関係は変わらず、むしろますますピュアになっていって、思わず読者の背中がうずうずして「早くやっっちゃいなYO!」と言い出したくなるお話が続きます。
今の時代じゃ考えられないような、あったとしても特別天然記念物級のプラトニックさだよなぁ。(笑)
今とっても純情なピュアピュアしてる小説を読みたい方は是非、本書を手に取ってみてください。
興味の持った方もぜひぜひ読んでみてください。お勧めします!
さて、読んでいるとオタクの悲しいサガ発動して(笑)「この設定ならどのティナCPが萌えるかな~?」という妄想をずっとしていましたw
追記にそのネタをまとめました。予想通り意外と長くなったよ!
「お付き合いいたしますとも!」な菩薩ようなおかたは追記よりどうぞ。^^
読んでいてずっと思っていたのが、「かれんのこの純情さとか無防備さとか、絶対にティナに似ているよなぁ」ででして。
ほんわかしている雰囲気とか時々すごく子供っぽい一面を見せるとことか、甘え方やら恥ずかしがるポイントが私のイメージするティナとそっくりなこととか、お酒を飲んだ時の酒癖の悪さ(笑)とか(※第2巻参照)、その手のことに対する純情さとか男に対する無防備さとか、ectect...
「現パロにしたらまさしくこれぞティナのイメージ!」と本気で思いました。
そこからもう妄想が止まらないというか、かれんをティナにして勝利をどのキャラにしたら一番萌えるかなぁとそればっか考えながら読み進めていきましたw
一番の候補は、やっぱり純情筆頭フリオニールだよね。
というか、彼の女性に対する純情っぷりはもう公式だよね。なんせ「ゴクッ」だしw
勝利のピュアっぷりもフリオとかぶるところがあって、事故でかれんの○○○を見たときは鼻血を出していましたし、場面場面で彼もごくっとしてますし。(笑)
やっぱりプラトニックラブものを書くならフリオニールが一番かなぁ。
いつまでたってもティナと清く美しい関係(手をつなぐまでが限度だよ!w)を続けていそう。
DFFのほかのメンバーじゃ道t……のばらのようにはいかないでしょうねw
次に思ったのが、5歳差という年の差を生かすならオニティナかな、と。
オニオンって大体13歳ぐらいな感じですし(私のイメージもそれぐらい)、するとティナとの年の差はぴったり5歳差なわけで、まさに勝利とかれんとの関係です。
しかもオニオン、あのまま成長してくれば、好きな子相手だとフリオニールにも負けず劣らずの純真さを見せてくれそうだから、余計にぴったり。
……あれ? はまり役じゃね?(笑)
本書を参考にしながら、互いに年の差を意識しつつ惹かれあうオニティナとか書けそうv
そして最後に思ったのが、我らがロクティナですとも。
「おいしいコーヒー」の設定は流石に使えないけど、現パロで二人の純情を書くとしたら、私だと先生と生徒の関係を一番使いたいですね! 7歳という年の差を生かすには個人的にこれが一番だと思いますし!
何より女子高生(!)ティナを妄想したいし!!!←
憧れの先生にドキドキしちゃうJKティナとかさー。
子供相手にマジで惚れてしまいそうになって焦る大人なロックとかさー。
お昼休みに屋上で二人っきりとかさー。
放課後の補習で教室にワンツーマンで勉強したりとかさー。(もちろん補習はわざとだったり。)
思いを伝え合ってからも、誰かにばれないかびくびくしながらもどんどん好きになっていったりとかさー。
同級生とか同僚にそれとなく聞かれて焦りつつ何とかごまかしたりとかさー。
他にもほかにも……。
…………禁断の関係って…………いい響きですよね。←
……。
まあ、ここまで語っておきながら、なんですけれども……。
ロックとティナでピュアといったら、浮かんでくる情景は不思議と原作エンディング後の二人ばかりで。
純情なティナに合わせてロックがやきもきしながらゆっくりと関係を深めていく、ってのが私のデフォなんですよね~。
二人が互いに意識しあうのは、やっぱりすべてが終わってからだと思うんですの。
世界崩壊前は、ティナは自分の記憶と人の心を取り戻すことにいっぱいでロックは根底ではレイチェルのことしか頭になくて。
崩壊後も、ティナはやっと愛を知ったばかり(それでも『男女の』ではないけれど)で、ロックは己の呪縛から解放されたばかりで。
二人が結ばれるのは、やっぱりすべてを終わらせたエンディング後になるんじゃないかなと私は思うのです。
おっと、気が付けば一組だけ長々と語ってしまいました。(笑)
これが愛ゆえにというものか……。←
あー、なんか甘酸っぱいんだけど何故かしょっぱい味のする超絶!ピュアピュアしているSSがかきたくなってきたー。(笑)
ロクティナも私はどうしてもエンディング後を考えてしまいますね。
昴さんのピュアピュアなSS、是非読みたいですー!